【勝負を決めるのはココだ!】BMW選手権

「古き良き時代のゴルフ」に回帰したボールプレースメントが勝敗を分ける

2018.9.6 10:00
現代のプレーヤーたちの飛距離に合わせた位置にバンカーが102個も加えられたコース Photo by Drew Hallowell/Getty Images

PGAツアー第47戦 BMW選手権/ペンシルベニア州 アロニミンクGC

 ゴルフ場の「若さ」を堪能した後、また別のゴルフコースを見たい、と思ったならば、今週のBMW選手権を見るべきである。

 設計家のギル・ハンスは、フィラデルフィアのダウンタウンから西北西に24マイル離れたペンシルバニア州ニュートンスクエアのアロニミンク・ゴルフクラブを完全に修復した。数カ月前に終了した2年間の改修プロジェクトは、90年前のドナルド・ロスのオリジナリティをよみがえらせた。そこで、今年のフェデックスカップ・プレーオフの第3戦が開かれる。

 ハンスのなした改修の詳細、どのように戦うべきかを考察していこう。

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 3回目のトーナメント開催となり、ハンスの足跡はすべてあらわになってきた。しかし今回、アロニミンクには一連の変更が加わっている。出場する70人の選手のうち、現在のクイッケンローンズ・ナショナルがAT&Tナショナルとして2010年、2011年に開催されたときにプレーした23人は、それらの情報をアップデートしてからプレーすべきである。

 ハンスは、デラウェア州ウィルミントンのヘイグリー博物館に所蔵されていたアロニミンクの古い写真までを持ち出した上で、ロスがここで展開したかったコースのコンセプトの復活を追求した。その結果、いかなるゴルフの愛好家たちもが望んだ、純粋なる古き良きゴルフへの回帰が実現している。

 より幅の広げられたフェアウェイ。その周囲は10cmに伸ばされたプライマリー・ラフが取り巻く。そして大きめで、うねりのあるグリーンが待ち構える。ティからグリーンまで、求められるのは戦略的なプレースメントだ。狙うべきところを見つけ、そこへつけることである。

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