WEEKLY TOUR REPORT Vol.127

“ワンレングスの達人”ブライソン・デシャンボーがシーズン王者より、欲しいものとは?

2018.9.11 15:00
ブライソン・デシャンボーにとって、シーズン王者よりライダーカップ米国代表選手入りが高い目標のようだ Photo by Keyur Khamar/PGA TOUR

 ブライソン・デシャンボー(アメリカ)――。

 現在、行なわれているフェデックスカップ・プレーオフで2連勝を飾って、「今、地球上で最も勢いに乗っている男」と言われる、24歳の精鋭だ。

 デシャンボーはプレーオフ初戦のザ・ノーザントラストを制すと、第2戦のデルテクノロジーズ選手権でも優勝し、今季3勝目、PGAツアー通算4勝目を挙げた。この結果、ポイントレースでもあっという間にトップに立って、1000万ドル(約11億円)を手にすることができる“年間王者”に最も近い位置にいる。

 だが、デシャンボーには“年間王者”以上に目指しているものがあった。それは、9月末に「フランスのパリ郊外で開催される『ライダーカップ』の(米国選抜の)メンバーに選ばれること。(自分にとって)それが最大の目標。絶対に(メンバーに)入る」と、心に強く誓ってプレーオフに挑んでいた。

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 というのも、ライダーカップ・ポイントで選出される上位8名入りを狙って臨んだ全米プロ選手権で、まさかの予選落ち。結局、同ポイントランキングは9位にとどまって、あとは米国選抜のキャプテン推薦による、残り4名の枠に望みを託すしかなかったのだ。

 ただ、その4名の枠の中に入ることは、決して簡単なことではなかった。タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソンらビッグネームをはじめ、ザンダー・シャウフェレ、トニー・フィナウら躍進著しい面々も虎視眈々とメンバー入りを狙っていたからだ。

 そして、米国選抜のキャプテンを務めるジム・ヒューリクが、推薦で指名する4名のうち、3名を発表するのは、プレーオフ2戦目のデルテクノロジーズ選手権が終わった翌日、9月4日だった。

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