アーノルド・パーマー招待 最終日

リーシュマンが逆転勝利「彼(パーマー)がいないのは悲しいけど、ここで優勝できて夢が実現したよ」

2017.3.20 11:10
リーシュマンは家族の前で最高の結果を手にすることができた。 Photo by Chris Condon/PGA TOUR

 リーシュマンはパーマーの死後、初めて開かれた今大会で名誉ある優勝を遂げ、例年の青いブレザーではなく、パーマーが愛用していた赤いカーディガンを優勝賞品として贈られた。

 リーシュマンはパーマーに会うことはできなかったが、自分の家族と優勝を分かち合うことはできた。18番でリーシュマンがホールアウトした瞬間、5歳と3歳の2人の息子がグリーンに駆け寄ってきた。彼の妻はその横で静かに見守っていた。

 妻のオードリーは2年前、「トキシックショック症候群」という病気で生死の境をさまよったことがある。この時、リーシュマンは出場していたマスターズを切り上げて妻の看病に向かった。

 リーシュマンは今年のマスターズに戻ってくることができそうだ。彼は今大会出場前の世界ランキングが62位だった。マスターズ出場権を確実にするまで2週間しか時間は残されていなかった。今回の優勝がランキングの順位を押し上げるだろう。

「ボクは幸いなことに、パーマーさんに2~3回お会いする機会があったんだ。彼は素晴らしい人だよ。今大会では彼を追悼するムードが大きかった。自分の家族がいる前で初めて優勝できたのも満足している。そうした要因がすべて重なったんだ」(リーシュマン)

 リーシュマンは通算11アンダーでフィニッシュ。今回の優勝によって、PGAツアーに3年間出場できる権利を獲得した。