カズヒロ・コヤマのギアPicks! 第57回

ダスティン・ジョンソンの強さを支える、ショートスラントネックの操作性

2017.4.7 17:55
今季、PGAツアーで3勝を挙げ、世界ランク1位に立っているダスティン・ジョンソン Photo by Rob Carr/Getty Images

 ダスティン・ジョンソンの勢いが止まらない。2月のジェネシス・オープンで優勝したかと思うと、WGC-メキシコ選手権とWGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー選手権と立て続けに有力選手が集うWGC(世界ゴルフ選手権シリーズ)を制した。世界ランキング1位は揺るぎない状況だ。

 もともと、文句なしの飛距離とショット精度を持つジョンソンが、ここまでの強さを発揮し始めたたのは、昨年途中からテーラーメイドの『スパイダー・ツアーブラック』パターへと変更した時期と重なる。どちらかというと、パッティングにウィークポイントを持っていた彼が、このパターの使用後から、パットの上手さを遺憾なく発揮している。

 彼の使用する『スパイダー・ツアーブラック』は、大型マレットとしてお馴染みの『スパイダー』に、ショートスラントネックがついたモデルだ。もともとは、テーラーメイドが誇る名工、キア・マーによって、短いネックを溶接したパターをプロに支給していたもので、ジェイソン・デイが使用する赤い色のモデルもよく知られている。