大物選手たちがギアを微調整した挑んだ!

マスターズ ギア総まとめ

2017.4.18 12:12
Text by : ジョナサン・ウォール
バッバ・ワトソンのサムライパター!? ※クラブの写真は筆者のTwitterからPhoto by Andrew Redington/Getty Images

バッバの『サムライ・スウォード・パター(侍の刀パター)』:

 バッバ・ワトソンは恐らく、オーガスタ・ナショナルで、サムライの刀と同じ金属で作られたパターでプレーしたマスターズ史上初の選手である。9回の出場で初めての予選落ちに終わってしまったものの、このパターは話題となった。

 PINGの本社に最近訪問したワトソンは、ダマスカス鋼製のパターに目をつけ、さらに彼が使用している『PLDアンサーヘッド』に匹敵する独自のスタイルを気に入ったのだ。

 PINGによると、このパターの製造工程はとても時間が掛かるものだという。160枚の302ステンレススチールの鋼板とAEB-Lスチールとを重ね合わせ、その後、華氏2200度(約摂氏1200度)にまで熱する。金属が必要温度に達した時に、重さ19トン、高さ3.4メートルもあるパワーハンマーで一緒に鍛造し、各レイヤーを接着する。

 ダマスカス鋼はブロックの状態でPINGに送られ、全てヘッド用に加工される。その後、現在のワトソンの『PLD』パターと同等基準の硬さ(76.5ロックウェル硬度Bスケール)と同じ打球音、打感に合わせるよう熱処理される。最終工程の1つとして、酸エッチングを行い、2つの金属の色のコントラストを作り出している。