全米オープン 3日目

トーマスが9アンダー63「今週はいいプレーができていたけど、それが数字に結びついたよ」

2017.6.18 11:50
ジャスティン・トーマスは1イーグル、9バーディ、2ボギーで9アンダー63をマークした Photo by Andrew Redington/Getty Images

PGAツアー第32戦 全米オープン/ウィスコンシン州 エリンヒルズ

今季3勝の24歳が首位と1打差まで猛追

 選手によってはウェッジでもうまく乗せられなかった18番パー5のグリーンに、ジャスティン・トーマスは3番ウッドで見事に2オン。2.5メートルのイーグルパットを落ち着いた表情で沈め、9アンダー63をマーク。全米オープンの最少スコア記録に並んだ。

 その結果、当然のことながら、トップ争いに加わることになった。トーマスは首位と1打差の通算11アンダー2位タイに浮上し、初のメジャー勝利を目指す

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 この日は再び、ほとんど風が吹かなかったエリンヒルズ。全米オープンに通常求められるような厳しいチャンンジを要求するものとはほど遠いコンディションの中、ひしめく強豪たちの合間をすり抜け、ブライアン・ハーマンが通算12アンダーでリーダーボードの首位に躍り出た。1打差で続くのはトーマス、ブルックス・ケプカ、そしてトミー・フリートウッドの3人だ。

 トーマスは全米オープンで63をマークした3人目の選手になったと同時に、9アンダーをマークした初めての選手となった。この日着ていたホットピンクのパンツさながらに、トーマスは鮮やかにこの偉業を成し遂げた。18番パー5、残り310ヤードを3番ウッドで打った時、飛び過ぎたり左にそれたりしたら、大災害になっていたところだった。

「ああ、ジミー! 頼むからうまく飛んでくれよ」

 ボールが宙を飛んでいくのを眺めつつ、トーマスはキャディのジミー・ジョンソンにこうつぶやいた。それが功を奏してか、ショットはほぼ完璧。ボールはまだ多少ソフトなグリーンの手前に落ち、うまく転がってピンそば2.5メートルに止まった。これを沈めて、メジャー大会で63を記録した29人目の選手となった。

「あれは素晴らしい終わり方だった。あんなのがまたできたらいいね」とトーマス。

 スコアは現在、通算11アンダー205ストローク。スコアカードにサインしつつ、63という数字の重大さを実感し始めたようだ。

「つまり、ボクは歴史の一部になったってことだよね。そして、今日スタートした時点よりも勝てる可能性がずっと高いということでもある。今週はずっと、かなりいいプレーができていると感じているんだけど、ただ数字に結びついていなかった。明らかに今日は、確かにそれを形にすることができた」