カズヒロ・コヤマのギアPicks! 第73回

WGC-ブリヂストン招待を制した、松山英樹のクラブセッティング

2017.8.8 16:45
リッキー・ファウラーとのプレーオフを制した昨年のWMフェニックス・オープン Photo by Chris Condon/PGA TOUR

 連覇を達成したウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンでは、昨年のプレーオフでリッキー・ファウラーにずいぶんおいていかれたドライバーショットが、今年は昨年のファウラーを上回るほど飛んでいた。松山自身も納得したというWGC-ブリヂストン招待の最終日18番のティーショットでは、355ヤードをマークしている。正確性では『ZR30』 が少し勝っているようにも見えるが、飛んで、なおかつコントロールできている今のドライバーは、松山の強みのひとつだろう。

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 3番ウッドは、テーラーメイドの『M2』(2017年モデル)だ。昨年モデルよりもヘッド体積が大きくなっているのが特徴だ。これまでの松山の使用クラブを見ていると、少し投影面積が大きく、平べったい感じのスプーンが好みなのかもしれない。もっとも「全英オープン」ではこのクラブでOBを打ち、今週もミスが出ていた。驚くほど飛んでいる時もあるが、やや不安要素になっているようでもある。

 その下は19度のユーティリティ、本間ゴルフ『TW727』が入った。これは以前も使用していたモデルだ。いつもはここにテーラーメイド『M2ツアー』アイアンの3番が入っている。マッスルバックに比べて、ボールが上がり、やさしく飛距離を出せるこのアイアンを最近の松山は多用しているが、今週はより重心深度の深いウッド型を選択した。おそらく、コース攻略を考え、より高いボールが欲しかったのだろう。