人気のアイアンシリーズ!

タイトリストが『718シリーズ』を発表し、新たに『AP3』を追加

2017.10.10 7:00
Text by : ジョナサン・ウォール
タイトリストの新しいアイアンシリーズはミックスセットを使用するプレーヤーのために作られた。 (Photos by Jonathan Wall/PGATOUR.COM)

 ツアーでの先行使用と認証プロセスを経て、タイトリストは正式に『718シリーズ』を公開した(情報は8月24日時点)。アイアンの発表で連続2度目となる今回、ラインナップの中で新しいモデルとなるのは『AP3』だ。

 2015年の『T-MB』の発表に続いて、『AP3』は『AP1』と『AP2』の中間のクラブとして、『AP1』の飛距離と許容性そして『AP2』のスタイルと打感を併せ持つ最高のクラブとなる。

 このラインには6モデルがあり、タイトリストはどの番号のクラブを組み合わせても“ミックスセット”が簡単に作ることができると考えている。タイトリストの契約選手たちは、すでにこの幅広い選択肢の恩恵を受けており、90%以上の選手たちは“ミックスセット”を使用している。

「我々は契約選手の多くが大幅に“ミックスセット”へとシフトしているのを目にしてきました」と、タイトリストのクラブ部門のマーケティング担当バイスプレジデントのジョシュ・タルグ氏は述べた。「3番~PWを同じモデルで使用する選手はごく稀なのです。今までに起こった変化を目にすることはとても興味深いことで、多くの選手がボールをコントロールするようデザインされているスコアリングクラブと一緒に、高い打ち出し角を持ちより許容性のあるロングアイアンを使うことのメリットに気づいているのです。我々は一般ユーザー市場にもそれを提供し、そこでどう使われていくのかを示すつもりなのです」

『AP3』の追加に加え、他の5つのアイアンシリーズ『AP1』、『 AP2』、『CB』、 『MB』、『T-MB』 も調整し、改善されている。『718』の全モデルの変更点を詳しく見ていこう。

718 AP1

 中程度から高いハンディキャップを持つ選手のためにデザインされた、新しい『AP1 』は、ラインナップの中で最も長い飛距離と許容性を持つ。伝統的なキャビティバックのセットを作り出すのではなく、タイトリストのアイアン製品開発部門のディレクターであるマルニ・イネス氏と彼のチームは、中空構造を持つキャビティデザインを4番、5番アイアンに加え、支えのない17-4ステンレスフェースプレート(暑さ2ミリ)を17-4ステンレススチールの本体に取り付けている。この支えのないフェースはインパクト時に柔軟に機能し、ボールスピードと慣性モーメントを高めている。

 残りのクラブ(6番~PW)は、キャビティに進化した360度のアンダーカットデザインを持ち、ヒッティングエリアを広げ、中心を外れた際のボールスピードを保つ。さらに、ミスへの許容性と安定感を強化するため、高密度タングステン(平均57.6グラム)が4番~7番アイアンのトウに加えられており、高い打ち出し角のために重心を下げている。

 イネス氏によると、『718 AP1』は平均時速2.5マイルほどボールスピードが上がっており、『716 AP1』に比べキャリーは平均6ヤードほど伸びているという。

 ソール部分に加えられたプレウォーンリーディングエッジによりターフインタラクションを改善している。グラインドは『MB』と『CB』の形状からヒントを得たもので、『AP2』と『AP3』、『T-MB』にも使われている。ヘッドの長さをなくした短いタイプのクラブに仕上がっている。

 タイトリスト『AP1』(9月29日米国で発売)の販売価格は、トゥルーテンパー『ダイナミックゴールドAMTレッドS300スチール』シャフトモデルは、8本で1000ドル(約10万9600円)、三菱ケミカル『テンセイプロレッドAMCグラファイト』シャフトのモデルは1200ドル(約13万2000円)となる。