【勝者のセッティング】シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレン・オープン

キャメロンのパターで外から寄せて初戴冠のカントレー

2017.11.8 9:30
寄せでも使ったスコッティ・キャメロンでパーパットを沈め優勝を決めたカントレー Photo by Stacy Revere/Getty Images

PGAツアー第6戦 シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレン・オープン/ネバダ州 TPCサマリン

 今年もシュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレン・オープンが20代の初優勝者を生んだ。栄冠を獲得したのは、パトリック・カントレー。トップランクのアマチュアとして活躍してきたカントレーは、サドンデスの3者プレーオフの2ホール目となったTPCサマリン18番で、グリーン奥へ外したが、それでも勝利をつかんだ。

 グリーン奥からの3打目にウェッジを選ばず、カントレーはスコッティ・キャメロンの『Newport 2 GSS Prototype』パターを使って21.6メートルからタップイン圏内へとボールを運んだ。それを決めてパーとしたカントレーだったが、対戦していたアレックス・チェイカがボギー、キム・ミンフィがダブルボギーだったために、それで決着となった。

 カントレーはこのトーナメントにおいてストロークス・ゲインド:パッティングが38位。72ホールを通して平均1.775ストロークを稼いでいた計算になる。彼が最も良かったラウンドは、最終日にやってきていたが、ほぼ3ストローク(正確には2.849ストローク)もグリーン上だけで平均を上回った。

 カントレーも使っているアンサー型パターはPGAツアーでおなじみのものだ。GSSはジャーマン・ステンレス・スティールのことだが、通常市販されているものとは質の違いを与えてくれる。削る工程に費用をかけざるを得ず、高価な商品となるこの素材の選択だったが、それによってほかでは得られないほど安心感のある打感と心地よい音をインパクトで与えてくれる。

 スコッティ・キャメロンはツアープレーヤー専用にこのGSSパターを作っているが、中でもハイスペックなプレーヤーたち、例を挙げればロリー・マキロイ、ダスティン・ジョンソン、リッキー・ファウラー、そしてタイガー・ウッズらがこれまでに使ってきている。