【勝負を決めるのはココだ!】OHLクラシック・アット・マヤコバ

経験豊かなショットメイカーたちに勝機

2017.11.8 14:00
アジアで1位と24位タイだったパット・ペレスに勝機あり! Photo by Stanley Chou/Getty Images

PGAツアー第7戦 OHLクラシック・アット・マヤコバ/メキシコ エル・カマレオンGC

 イニング・イーター(野球で、勝敗に関わらず長い回を任される投手)、ディフェンシブ・スペシャリスト(守備専任の選手)、ブロッキング・バック(アメリカンフットボールで攻撃側の選手だが、ボールを持って走る選手を守る役割の選手)などなど。

 プロゴルフの世界において、チームスポーツにおけるそうした選手たちのように、輝かしい光は当たらないものの価値の高い役割を果たす選手がいるとしたら? それはベテランのボールストライカーである。イメージとしては、サイズ的には平均かそれ以下、飛距離やパッティングに目を見張るものがあるわけではないタイプだ。

 だが、OHLクラシック・アット・マヤコバで勝つのはそういう選手なのである。

 マヤコバリゾートのエル・カマレオンGCで開かれるトーナメントにおけるこれまで10回の歴史において、ベテラン・ボールストライカーたちが勝者のリストに名を連ねてきた。2007年のフレッド・ファンク、09年のマーク・ウィルソン、10年のキャメロン・ベックマン、15年のグレーム・マクドウェル、そして16年のパット・ペレス。彼らはみな、このカテゴリーに属する選手たちだ。そして、彼らに共通につく形容詞は、「経験豊かな」である。

 ファンクが50歳で優勝して始まったこのトーナメントの歴史において、12年のジョン・ハーと13年のハリス・イングリッシュが21歳、23歳で栄冠を勝ち取ってはいるものの、10人の勝者の平均年齢は34.7歳となっている。