WEEKLY TOUR REPORT Vol.118

タイガー・ウッズがテーラーメイド『TPコレクション・アードモア3(プロトタイプ)』にパターを変更! その理由とは?

2018.7.10 7:36
Text by : レイコ・タケカワ
基本的にタイガー・ウッズのエースパターは、スコッティキャメロンの『ニューポート2・GSS(ブレード型)』だった Photo by Mike Ehrmann/Getty Images

 だがその後、メジャー第1戦のマスターズで32位、「第5のメジャー」を呼ばれるプレーヤーズ選手権で11位、メモリアル・トーナメントで23位、メジャー第2戦の全米オープンでは予選落ち。ショットに関しては見事な復活を遂げていながら、パッとしない成績が続いた。実はその原因が、パッティングにあると見られていた。

 たとえば、メモリアル・トーナメントでは首位と5打差の8位で最終日を迎えて、逆転Vの可能性をウッズ自ら匂わせていたが、2m以内のパットを7回も外した。その結果、優勝争いに加わることができなかった。

 パットの貢献度を示すパッティングのストロークゲインは、全米オープンまででPGAツアー89位。ウッズ自身、「飛距離も戻って、ショットは完璧。あとは、今年の初めのようにパッティングさえ決まれば……」と嘆いていた。

 そこで、全米オープン翌週のオフウィークに、ウッズはバハマに滞在して新しいパターをいろいろと試していたという。そして今回、テーラーメイドの『アードモア3』を選んだ。ウッズが言う。

「(新しいパターに求めたものは)まずは自分のフィーリングを感じられるものが欲しかった。正しい位置で構えられて、ラインが見えるものが欲しかった。思ったラインに打ち出すことができれば、以前のようにパッティングができるはずだからね(ここ最近は)思ったところに打ち出せなくて、ラインさえも分からなくなってしまう、という悪循環にあった。そこから抜け出したいんだ」

 こうして、クイッケンローズ・ナショナルには新しいパットで挑んだウッズ。2日目には「65」の好スコアをマークし、首位と4打差の11位に浮上して「ついに優勝争いを演じるか」と一気に注目を集めた。

 しかし、最終的にはフランチェスコ・モリナリ(イタリア)が最終日に「62」という圧巻のスコアをマークして、大会レコードとなる通算21アンダーで圧勝。ウッズは4位に終わった。

記事検索