【勝者のセッティング】セーフウェイ・オープン

優勝したツエーのアイアンの渋い組み合わせ

2018.10.8 16:03
ツエーの11本のアイアンとウェッジに挿したシャフトの組み合わせも興味深い Photo by Robert Laberge/Getty Images

PGAツアー第1戦 セーフウェイ・オープン/カリフォルニア州 シルベラードCC

 ケビン・ツエーがミズノの2つのアイアンを組み合わせたセッティングでセーフウェイ・オープンを制し、30歳で初めてPGAツアーの“勝者の輪”に加わった。組み合わせたのは、3番と4番を『JPX 919 Forged』、そして5番から9番までが『JPX 919 Tour』だ。

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 ツエーは新しいクラブセットをデル・テクノロジーズ選手権の週に受け取り、自宅に持ち帰って、バッグに入れる前に調整を施した。そしてこのアイアンを使い、ストロークス・ゲインド:アプローチ・ザ・グリーンのスタッツを23位とした。

 『JPX 919 Forged』はボロンが注入された1025E炭素鋼の採用により、高い耐久性をもたせたままフェースを薄肉化している。その結果、反発係数は.810にまで高められた。この数値は、前モデルに比べて0.10も高い。テストによるとほとんどのプレーヤーが1mph(約0.45メートル/秒)ほどボールスピードが向上したという。

 もう1つの『JPX 919 Tour』のほうは1025E(エリート)炭素鋼に同社のHDグレイン・フロー鍛造プロセスを施して作られており、ヒッティングエリアの分子構造をより密にして、打感の向上を図っている。

 このアイアンが5連続バーディ(プレーオフでの3ホールを含む)という重要な展開をツエーにもたらしたと言えるが、それを仕上げたのはミズノ『T7』、タイトリスト『Vokey Design SM7』のウエッジと、テーラーメイド『Spider Tour Red』パターだった。

 ツエーはシルベラードでこれまでのキャリア最高のスクラムブリングのパフォーマンスを記録した。72ホールを通じてグリーンを外した20ホール中16ホール、つまり80パーセントの確率でパーセーブした。また、3〜4.5メートルのパットの機会が10回あったが、そのうちの6回を決めた。そのうち、第2ラウンド以降では8回のうちの6回を沈めていたのである。

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