過去5大会で勝者が使用していたクラブは?

【全米プロゴルフ選手権】勝利の“キー”クラブ

2017.8.10 12:40
Text by : ジョナサン・ウォール
Photo by Jeff Gross/Getty Images

2014年ロリー・マキロイ

ナイキ『コバート VRS 2.0』3番ウッド ロフト角15度(フジクラ『Rombax Pro 95 X』シャフト)

 メジャー大会で勝利をつかむためには、運が少し必要な場合もある。ロリー・マキロイにとって、2014年全米プロゴルフ選手権での勝利を決めたショットは、メジャー大会史上最も幸運な1打となった。

 3打差で首位を追うマキロイは、パー5の10番ホールで突破口を探していた。3番ウッド放った280ヤードのショットはフェアウェイを転がり、イーグルまで2メートルの距離で止まった。マキロイはこのパット沈め、自身2度目のワナメーカートロフィーを手にした。

「弾道は自分が考えていたよりも約9メートル低かった」と、マキロイは認めている。「ラインは自分が思っていたよりも4.5メートル左にそれていた。それが本当にラッキーだったんだよ。メジャーで勝利するには、運が少し必要なんだ。すべてのショットに納得しているわけではないけれど、結果的にうまくいき(10番で)イーグルを取ることができたんだ」

 マキロイがロフト角15度のナイキ『コバート VRS 2.0』3番ウッドを大会で初めて使用したことに気づいた人は、ほとんどいなかった。今大会の前戦、WGC-ブリヂストン招待の前に3番ウッドを変更していたが、このクラブをその大会で使用する機会はなかったのだ。

 この勝利の後、マキロイは自分のスイングに合わせるため、フェアウェイウッドのヘッドのライ角をわずかに低くした。