WEEKLY TOUR REPORT Vol.97

少年との思いを胸に、リッキー・ファウラーは勝利のドアをノックし続ける

2018.2.12 17:25
Text by : レイコ・タケカワ
またもや最終日に失速したリッキー・ファウラーだったが…… Photo by Chris Condon/PGA TOUR

 ウェイスト・マネージメント・フェニックスオープン(2月1日~4日、アリゾナ州/TPCスコッツデール)は、大会3連覇がかかっていた松山英樹が、左手の親指付け根付近を痛めて第2ラウンドスタート前に棄権。大会序盤で、非常に残念なアクシデントに見舞われた。

 松山が不在となったあとは、一昨年の大会で松山にプレーオフで敗れたリッキー・ファウラーが優勝争いをリードした。2日目にトップタイに浮上し、3日目を終えて単独首位に立つと、いよいよ一昨年の雪辱なるか、という期待が膨らんだ。が――。

 ファウラーは最終日に失速。代わって、この日のベストスコア「64」をマークしたゲーリー・ウッドランドが浮上し、最後はチェズ・リービーとのプレーオフを制して、PGAツアー3勝目を飾った。

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 ファン注目のファウラーは、「一昨年はヒデキに負けたが、このコースはボクに合っている。必ず勝てる」と優勝への自信がみなぎらせていたが、最終日は前日までの好調さが嘘のようにプレーの精彩を欠いた。最終的には「73」とスコアを落として、11位タイに終わっている。

「いいパットを打っても、ラインが違ったりして、まるでカップが動いているかのようで、ボールは(カップに)沈んでくれなかった……」

 試合後、ファウラーはそう言ってがっくりと肩を落とした。