WEEKLY TOUR REPORT Vol.106

マスターズVで、パトリック・リードの人生は変わるのだろうか?

2018.4.13 23:00
Text by : レイコ・タケカワ
パトリック・リードは今回のマスターズ初優勝が、メジャー初制覇となった Photo by Andrew Redington/Getty Images

 パトリック・リード(アメリカ)が1打リードで迎えた最終18番。リードは下りの難しいパットを残り1m強まで寄せると、最後はそのパーパットを慎重に沈めた。直後、両手で拳を握り締めて何度もガッツポーズ。18番グリーンはパトロンの大歓声に包まれた。

 27歳、地元オーガスタ大出身のマスターズ・チャンピオン誕生である。地元選手の勝利となれば、会場はさらに熱狂の渦に包まれると思われた……が、歓声のトーンは、どこか例年とは違った。

 喜びと、そうでない気持ちが入り混じったような……。何となく不思議なムードだった。その理由はいったい、何だったのだろうか。

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 タイガー・ウッズが3年ぶりに出場し、優勝を狙える“役者”がズラリと顔をそろえた今年のマスターズ。大会前から例年以上の盛り上がりを見せ、最終日も2日目にトップに立ったリードを、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、リッキー・ファウラー(アメリカ)、ジョーダン・スピース(アメリカ)といった“主役級”が追いかける展開に沸いた。

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