WEEKLY TOUR REPORT Vol.115

丸山茂樹、メジャー初優勝が近づいた4日間(2004年全米オープン)

2018.6.16 20:05
Text by : レイコ・タケカワ
丸山茂樹は2004年の全米オープンで、優勝まであと一歩のところまで近づいた Photo by A. Messerschmidt/Getty Images

 今季のメジャー第2戦、全米オープン(6月14日~17日)がニューヨーク州のシネコックヒルズGCで開催されている。

 マンハッタンから東へ約2時間、ロングアイランドの東端近くに位置する同コースは、1891年に創設された。大会を主催する全米ゴルフ協会(USGA)の初期メンバー5コースのひとつで、1896年には第2回全米オープンを開催。長い歴史を誇る超名門コースだ。

 全米オープンが開催されるのは、今回で5度目となる。前回行なわれたのは2004年。当時34歳の丸山茂樹が初日からトップに立って、「日本人初の男子メジャー勝利なるか」と沸き上がったことが、今なお鮮明に記憶に残っている。

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 最終的に、丸山は4位でフィニッシュ。惜しくも栄冠を手にすることはできなかったが、難コースでのプレーぶりは光っていた。その大健闘した姿を、今一度振り返ってみたい。

 14年前、丸山は予選ラウンドで全盛期のタイガー・ウッズ(アメリカ)と同組になった。コースの全長は、今大会の7440ヤードよりも444ヤード短い6996ヤード(パー70)だったが、フェアウェイは現在よりもずっと狭く、グリーンは選手から非難の声が殺到するほど硬く、かなり厳しいセッティングだった。

 そうした状況のなか、丸山はティショットが好調だった。アイアンショットのキレも抜群で、着実にパーを重ねていくと、巡ってきた好機もしっかりとものにしていった。

 結果、初日はなんと4バーディー、ボギーなし。4アンダーでジェイ・ハース(アメリカ)と並んで首位に立った。

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